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京都 寺田屋、近江屋跡 [旅日記]

 ようやく、実家から帰ってきました。 大津はとにかく寒くて、ほとんど毎日雪というのがつらかったです><

 今年の正月は、暮れに母が股関節を骨折して突然入院してしまい、見舞いや家事手伝いで忙殺されました。 でも、幸い手術は無事成功し、現在リハビリ中で経過も悪くないのが不幸中の幸いでした。 とにかく家族がこうした節目に会えることが何よりありがたいということをあらためて感じた正月でした。

 そんなわけで家族の絆を深められたのはよかったと思いつつ、全く観光らしいことは何ひとつできなかったのは少し寂しかったです。 そこで、その埋め合わせに、実は昨年の正月帰省したとき、両親と一緒に龍馬関連の京都史跡めぐりに出かけていて、そのとき撮った写真をようやく父から譲り受けてきましたので、お見せしようと思います。

 一年遅れのほんのささやかな旅行記ですが、よろしければしばしの間お付き合いくださいませ。


 とにかく、大河の龍馬暗殺の記憶がまだ生々しい頃でしたから、何よりまず伏見の寺田屋に行こうと言うことになりました。

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 伏見南浜町の川沿いにある船宿の寺田屋。 ドラマでも龍馬が船に乗ってやってきて川からあがる場面があったことを思い出しました。 川沿いの酒蔵と柳の木・・・今見ても趣があって当時の面影が十分感じられました。 

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 寺田屋の正面入り口です。 正月二日でしたが、年配の方から若い人、学生さんまでとにかく大勢の観光客が訪れていました。 

 中には寺田屋騒動のときの刀傷、龍馬の絵姿の掛け軸、龍馬の書状など、龍馬関連の品々が目白押しで展示されていました。 去年の春亡くなられた龍馬の父親役の児玉清さんも訪問なさっていて、写真が飾られていたのが印象に残っています。

 そして、ぴっくりしたのは、今でも宿屋として一般の人が泊まれるということ。 こんな史跡旅館に泊まれるなんて、何だかすごい贅沢ですよね~☆ 

 ・・・と言いつつ、写真撮影が禁止だったか何か(あるいは父が撮らなかっただけか)で、内部の写真が全くなくてすみません~m(_ _)m 

 それから京阪電車で三条に移動して周辺の史跡を見て回りました。

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 まずは、三条を少し上がったところにある武市先生の寓居跡です。 ああ、京都ではこの辺にいたんだと思うとしみじみ眺めてしまいました。

 そして、河原町を四条方面にずっと下っていくと・・・

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 細い路地を少し入ったところに、後藤象二郎の寓居跡も見つけました。

 先客の観光で来ていた男性とちょっと立ち話。 彼も大河を見ていて象二郎ファンということでした。 当時まだ大河の余波が残っていた頃のせいか、路地裏を歩き回る観光客をあちこちで見かけました。 


 そしていよいよ龍馬暗殺の地、近江屋跡へ。 

 わかりにくくて相当右往左往しましたが・・・

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 河原町に面したコンビニの前で、立て看板と石碑をようやく発見☆

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 繁華街のど真ん中で、全く面影はなかったのですが、ここで龍馬が落命したと考えると、厳粛な気持ちになり思わず手を合わせてしまいました。 

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 最後に行った池田屋跡です。 同じ池田屋という名前の居酒屋になっていて、これは容易に見つけることが出来ました(笑)

CIMG8473b.JPG

 しかし、この三条から四条付近の河原町に、龍馬関係の史跡だけでもこんなにあったとは・・・!

 この界隈は、昔面白い本屋や古本屋が山ほど軒を連ねていて、京都市内の高校に通っていたとき、毎日のように下校途中に入り浸っていました。

 池田屋付近は、昔よく見に行った大きな映画館、後藤象二郎の寓居付近は洋書の丸善近江屋の付近は昔輸入の美術書など沢山置いていた京都書院がありました。 知らないうちに毎日龍馬が暗殺されていたところをうろうろしていたかと思うと、なんだかとっても不思議な気がしました。

 年老いた両親と一緒ということもあり、このとき回ったのはほんの僅かでしたが、京都は史跡の宝庫なので、今度機会があったら帰省したときまた他の場所も訪ねてみたいです。 そう、確か桂さんの銅像も河原町にあったはずですし、それから龍馬の墓も・・・本当見たいところは尽きないです。

 またレポを書く機会もあるかもしれませんが、そのときはまたお付き合いいただけると幸いです♪

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コメント 4

ゆゆ

ご実家の近くに史跡がたくさんあって羨ましいです。
武相荘はお住まいの近くにあるし、いいですね〜

by ゆゆ (2012-01-07 18:20) 

tatchan

*sanaさん*
ご訪問、そしてナイスもありがとうございます!
by tatchan (2012-01-08 11:32) 

tatchan


*ゆゆさん*
ナイス、そしてコメントもありがとうございます!

京都生まれなのに余り史跡めぐりはしたことはないんですよ。
お寺めぐりは少しはしましたが、史跡というより
あくまで美術品としてみていましたから。
歴史は西洋史のほうに興味があって日本史はさっぱりだったので
こんな宝が近くにあったのに本当もったいなかったなと思います。

今回もしょぼいレポですみませんm(_ _)m
でも、今からでも遅くはないので機会があったら
あちこち行ってみようと思います。
今度はちゃんとカメラを忘れずにもっていきますよ^_^;

武相荘は気候がいいときにご一緒したいです。
暖かくなったらぜひ☆
by tatchan (2012-01-08 11:33) 

tatchan

*お針子姫さん*
ご訪問、そしてナイスもありがとうございます!
by tatchan (2012-01-10 10:22) 

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