脱・五月病 [URA]
連休に入ったあたりから体調が優れない日がずっと続いて随分ご無沙汰していまいました。
このまま行くと五月病になりかねないので少しだけ復活。 気分を少し変えて珍しく長州の美形兄弟(?)を中心に描いてみました。 32,33話あたりのイメージで見ていただけるとよいかと。
桂さんの戦装束がよくわからず何度も本編見返しました。 とくに「西郷はまだか」を激リピ。 あらためてみて一張羅の絹の着物を埃まみれにして頑張る龍馬がよいな~と思い、それから、桂さんの繊細で美しい憂い顔にもいっそううっとりしました。 いや、ホントうっすらコーンスターチがかかった真っ直ぐ伸びたまつげが長いんですよ。 高杉は「坂本さんは面白いお人じゃの~」のセリフのときがとくに素敵でした。 それから「軍艦が来るぞ~」とはしゃぐところも相変わらず可愛くてvvv
そう言えば、少し前に司馬さんの『街道をゆく』の「長州路」を読んだときも、龍馬が薩長連合のために下関に上陸したときの様子が描かれていました。
「どう見ても乞食にしか思えない風体だった」とか「旧暦閏五月と言えばもう真夏であるのに、アワセの着物を着、えりはあかで光っていて、髪はぼうぼうとのび、しらみだらけであった」等呼んだときは思わず吹きました^^; ドラマかなり再現してあったんだな~って思って(笑) いや、福山龍馬はあくまでカッコよかったですけどね~笑
それから、龍馬を丁重にもてなした豪商の伊藤助太夫による「あの人の顔を見るに、そばかすがホウキ星のようにかたまっている。 あれを竜相というのだ」という言い伝えも面白かったですね。 彼の娘が龍馬によく遊んでもらって手まり歌を歌ってもらったとか、生き生きとした龍馬の顔を目の前に見るような逸話と思いました。
司馬さんは実は一昨年読んだ『世に棲む日日』以来でしたが、やはり文章がいい、好きですね。 他にも奇兵隊についてとか、長州の軍艦についてとか面白いことがいろいろ書かれていましたが、長くなりそうなのでまた別の機会に。
司馬さんの文章のよさを再確認したので、また幕末関連の随筆や小説も読み直してみたいと思いました。 そう言えば、結局『竜馬がゆく』も『花神』も読んでいないんですよね~ 随筆は、長州関係がまたと思うのですけど、何がいいか全然知らなくて・・・もしよい本を知っている方がいたら、司馬さん以外でもいいので是非教えていただきたいです。
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2012-05-16 20:16
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コメント(6)
桂さんと高杉さん、うわ〜〜 ホントに桂さんのお召し物、大変だったでしょう? それも写真じゃなくて、ドラマを見ながら描かれたとは‥‥すごいです!!! 32,33話と言うと‥‥どの辺りだろう‥‥でも間違いなく長州藩がめっちゃめちゃ出て来て楽しかった時のお話ですよね?(^0^)
龍馬さんが桂さん、高杉さん宛に手紙を出したお話、ありましたね。 あの時は2、3週間大河の視聴ができなくて、久しぶりに見た回だったんですけど、確か冒頭で桂さんがその手紙を読んだ後に、「晋作!」って高杉さんを下の名前で呼んだのにやられまして(笑) これは仕方ないんですが、ご存知の通り、わたしは銀魂読者なのですが(^0^;)、銀魂って桂さんと高杉、仲が悪いんです(笑) 幕末と言うと大体史実をろくに知らずに、ずっと銀魂の方の感覚だったもので、龍馬伝見て、いきなりの名前呼びが余りに新鮮で(^0^;) そんな新鮮さでもって見ていた龍馬伝の長州藩でしたね。 う〜ん、もうわたしも龍馬伝のDVD買っちゃおうかな(笑)
銀魂の作者さんも司馬遼太郎さんの作品を読まれてる方ですよ(^^)
by 拝見に参りました(^^) (2012-05-19 16:34)
↑すみません、名前のところ、タイトルだと思って書いちゃいました(笑)
上のコメントを送ったのはみやさとです(^^;) 失礼しました!
by みやさと (2012-05-19 16:36)
*みやさとさん*
ご訪問とそしてコメントもありがとうございます!
いえいえ、お名前書かれてなくてもすぐわかりますよ(笑)
私のほうこそしょっちゅう誤字脱字しておりますので
どうかお気になさらないでくださいね。
拙いイラスト見てくださってありがとうございます^^
元々突発的に描いたイラストですが、桂さんの衣装がわからず
それで何度もリピートしてしまいました。
ドラマを見ながらと言ってもちゃんと一時停止しましたので
ほとんど写真を見ながら描いたのと一緒なのですけどね。
え~っ、『銀魂』では高杉と桂さんとは仲が悪いんですか?
そう言えば、某ツタヤでもらった無料本で
銀魂の相関図というのを見たことがありましたが
二人の間が「喧嘩中」と言うようなことが書かれていて
何だか微笑ましいと思って見ていました(笑)
でも史実では本当仲良しですよね~
生まれもご近所さんで
高杉にとって桂さんは幼馴染のお兄ちゃんという感じでしょうか。
史実でも高杉の桂さん宛ての手紙も沢山残っていて
相当「甘えている」内容のものもあったそうですよ(笑)
うちに『高杉晋作の手紙』があるのですが
もったいないことに古文漢文の素養がないものでツンドクしています。
解説文をたよりにしてまた再トライしてみようかと思います。
>銀魂の作者さんも司馬遼太郎さんの作品を読まれてる方ですよ(^^)
そうなんですか~☆
『銀魂』の噂はちょくちょく聞いていまして
最近でも、幕末史関連のあるブログで
『銀魂』は本当よく出来ていると口々にささやかれていました。
余りに長い巻数に敬遠していましたが
みやさとさんにはご親切にいろいろ教えていただいたので
近いうち何とか高杉の出番の部分だけでも古本屋でチェックしてみたいと思います(笑)
by tatchan (2012-05-21 10:22)
*sanaさん*
ご訪問、そしてナイスもありがとうございます!
by tatchan (2012-05-21 10:23)
*ぼんぼちぼちぼちさん*
こんにちは♪
ご訪問、そしてナイスもありがとうございます!
by tatchan (2012-05-23 10:34)
*ゆゆさん*
こんにちは^^
ご訪問、そしてナイスもありがとうございます!
by tatchan (2012-05-29 10:15)