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ゲーム・オブ・スローンズ [ドラマ]

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 一旦涼しくなったと思ったら、また暑さが逆戻りですね~>< 好きな連続ドラマも長く続けてみるのがしんどくて、見たり見なかったり・・・今年の大河も二ヶ月くらい見ていなくて、ホント根性なしです~(涙) あ、『龍馬伝』再放送、アニメの『銀の匙』、『夫婦善哉』は何とか見ていますよ~

 そんななか、『ゲーム・オブ・スローンズ』は、珍しく少し遅れてはいますが毎回欠かさず見ているドラマのひとつです。 しかし、最初から元々質の高いドラマと思っていましたが、この夏、第二部に入ってからが特に、何なんだこの力の入れようは~!?とびっくりするほど、クオリティの高さに目を見張っています。

 入り組んだ人間模様だけでもリアルで凄いと感心していましたが、背景や美術、衣装などの視覚効果がさらにグレードアップして美しい~本当にファンタジーの世界を目の当たりにしているようでウットリしています。

 しかし、ホント登場人物はハンパじゃないほど多くて人間関係も複雑ですよね☆

 実を言うと、原作を買ってきてはいるのですが、見事にツンドク^^; ・・・てか、相方も一緒に見ていてよりハマッているので先に読んでいます(笑) そんなわけで、キャラクターの名前さえもとりあえず覚えたと思っても、すぐに抜けてしまって後で公式サイトで確認したり、本当未だにちゃんと把握していないんですよ。

 で、とりあえず印象に残っている人物を少しだけ絵に描いてみました^^

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 まずは、トップにも描いたデナーリスvvv 前王家の末裔にふさわしい神秘的な美しさと誇りの高さで、何よりどんな苦難似合ってもくじけない芯の強さがいいですね。 容姿も銀髪も黒目勝ちの大きな目も正にファンタジーのお姫様と言った感じで滅茶苦茶可憐だし、一番目が離せない、応援しています。  

 それにしても、可憐な女の子ばかり何故苦労するのだろうというドラマですね~

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 父が反逆者として殺されて、身を隠すために男装までして頑張っている次女のアリアもその一人。 うう、可哀想~と思いつつ、その男装が似合って可愛いことvv この子、ちょっと顔が安達祐美に似ていると思いませんか? 早速敵の親玉(?)のタイウィンに女と見抜かれて、お小姓みたいに勺をさせられていました。

 にしても、毎晩眠りにつく前にひとりひとり父の敵の名前を言っていくところが痛々しくも不屈の精神を見るようで、行く末がとくに気になる人物ですね。 

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 冷酷にも父を反逆者として殺した新王、ジョフリーの元で息を潜めている、アリアの姉のサンサ。 この子も気品がある美少女で、赤みがかった髪と青い目が宝石のように綺麗です。 お姑さんのサーセイの意地悪な皮肉や残虐な王の苛めなど、針のムシロのような環境に耐えて、そのうち王子を生むことになるんでしょうか? わ~つらい~><

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 そうそう、元はと言えばこのドラマ、ショーン・ビーンが主役と聞いて、興味を持ったんですよ~(実際には、主役のひとりでしたが)  ショーン・ビーンと言えば『指輪物語』のボロミア~ですね☆ しかしエダード、主役なのに、第一部の最後にイキナリ殺されてしまって!! そんなところがとてもシビアな話で、まあ、つらい話だけれどドラマ的には盛り上がる展開だと思います。 

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 いや、結構美男は一杯出てくるんですけどね~男性キャラのなかでは個人的に一番いい男に見えるティリオンvv 本当美形ぞろいのラニスター家にあって子鬼(インプ)と言われて、父親にも疎まれて兄と姉とも仲が悪く、でも一番人間的な温かさと優しさが感じられるんですよね。

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 これは、哀れなサンサをかばったのち、彼女の立ち去る姿を見つめていたところですが、そう、特に女の人に優しいところが彼の男ぶりを上げているんでしょうね~ いや、結構頭もいいし、お洒落でもあるし、なかなか理想の男性だと思うのですが(笑)
 
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 第二部になってからの新キャラのなかでとくに強烈だったのが、この炎のような赤い髪が神秘的な妖女メリサンドル。 前王の弟スタニスを誘惑して貴方の子供を授けますと囁きますが、その後妊娠したような大きな腹から恐ろしげな黒い影を生んだところは、余りに妖しげでグロテスクでショッキングでした>< 

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 このドラマ、若くて見目のいい男性キャラにはこれ!というのは今のところありませんが、ラニスター家の当主、タイウィンにはちょっと爺萌えvv 雰囲気その他、ちょっと、クリストファー・リーに似ていますか? 狡猾でよく斬れる古い刀剣のように冷たい目にはしびれますね~


 他にもレンリー・パラシオンに仕えていた女騎士ブライエニーとか、怪我をして歩けなくなったスターク家の末っ子ブランとかもいいな~と思うのですが、体力と気力が尽きたので絵を描くのはまた次の機会に。

 あ、そう言えば、敵方ではありますが、前王妃のサーセイも嫌いじゃありません。 一番のゴージャスな美人だからというのもありますが、この人の気持ちとか行動とかは何となくわかるというか、ちょっと哀しき母の影が見えるからでしょうか。 本当女性が魅力的なドラマだと思います。

 本当、第二部に入ってから、英国史劇的な王位争奪のストーリーにファンタジー要素がさらに濃厚になってきたと言う感じで、そういう意味でも魅力が増しています。

 足が不自由になって未来を予言するような不思議な夢を見るようになったブランに、スターク家につかえる老人が「かつては魔法が大きな力を持っていた。ドラゴンは消え、巨人は死に絶え、森の子らも忘れられた」と語るところがありますが、デナーリスが炎をくぐってドラゴンとともに蘇ったり、赤い彗星が天空に見られたり、北方では恐ろしいホワイトウォーカーの復活の兆しが見られたり、実際物語では、魔法の世界が再び息を吹き返しているを感じます。 そう、子供のドラゴンは可愛いし、成長したらどうなるのかとか、ワクワクしますね~♪

 何にせよ、これからもこのドラマから目が離せません☆

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 ようやく、便利な解説書が出ました~ 何家の誰々というのを確認できるので助かっています。 ただ、第二部の人物が余り載っていないのが残念。 この手の本がまた出てほしいですね~ 中身は、インタビュー等も充実しているのでお勧めです。 デナーリス役のエミリア・クラーク、茶髪の素顔も可愛い人ですね! それと、原作者のジョージ・R・R・マーティンの写真がオタクっぽくて、昔のピーター・ジャクソン監督を思い出しました(笑)


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八重の桜 第7話 [ドラマ]

 このところ一週遅れで見ているせいか、それから他の世界史等に興味が広がり過ぎたためか、感想がすっかりご無沙汰していました^^;

 でも、先週末第7話を見てやっと、これは書いておかなければ!と言う気になったので戻ってきました(笑) まだまだ追いついていない前の回の感想ですが、よろしければお付き合いくださいませ。 

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 前回、京都守護職を引き受けたところで、会津藩は今まさに運命の大転換期。 とにかく、前回と今回は、容保公の表情、一挙手一投足に引き込まれました。

 とくに最後の、足利将軍の銅像の首がさらされた後の、激怒の表情! 普段心穏やかで線が細い方なだけに余計に迫力がありました。 ホント鬼神か阿修羅のようでした。 

 そう言えば、以前から綾野剛さんの顔を見ていて思うことですが、彼、顔が奈良興福寺の阿修羅像に似ていませんか? 悲しげにひそめた眉のあたりとか目元とか、中性的な雰囲気も重なるんですよね。 

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 御所で孝明天皇に拝謁したときの初々しい装束姿もうっとりでした! 天皇が思わず御衣をあげたくなる気持ちがわかります~(笑) 御簾を上げられて直接顔を見せられたのも、きっと彼の顔を直接見たかったからに違いないと思います(笑) 

 しかし、この天皇とのラブラブ、もとい絆が彼をさらに苦しめることになるんですよね。 ああ、司馬さんの「王城の護衛者」がまた読みたくなってきました!

 いや、『新撰組!』の見るからに育ちのよさそうな筒井道隆さんの容保公も素敵でしたが、綾野剛さんの容保公は悲壮感たっぷりで、会津を背負ったお殿様と言う感じが本当よく出ていてまさに松平容保決定版と言う気がします。 今回の上洛して会津本陣に入る場面も、実際の容保公の写真と衣装が同じなだけあって余計に生き写しで、容保公が憑依したようでした。

 ・・・と、気がつくとつい容保公のことばかりになってしまいましたが^^;、彼とともに上洛する会津藩士とその妻の別れも心に染みるものがありました。

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 とくに覚馬は、まだ幼い娘の寝姿を見て、「大きくなった顔を見るのが楽しみ」なんて・・・彼の行く末を思うともう切な過ぎます><

 奥さんのうらさんの「どうぞご無事で・・・」と言ってそっと彼に寄り添う仲むつまじくも切ない姿は本当感動的で、思わず、『龍馬伝』の武市夫妻など思い出してしまいました。  

 この次の回は、いよいよ京都の治安強化ということで、新撰組の登場ですね^^ これから先、どんどんドラマチックになっていく『八重の桜』楽しみです♪


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冬ドラマ2013 [ドラマ]

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 先週あたり一旦寒さが緩んだかと思ったら、再び寒さがぶり返してきて悲鳴を上げていましたが 気がつくとそろそろ花粉も飛び始める頃なんですね。 花粉の時期は、まずは目をやられて真っ赤に腫れあがり痒くて仕方がなくなり、鼻も喉に詰まって息苦しくて毎年それは大変なことになるんですよ。 しかも、薬を飲むと無性に眠くなって何も出来なくなるし・・・と気分は早くも憂鬱に・・・。

 そんなわけで、まだ元気が残っているうちに、今期の冬ドラマについて、少し記録に残しておこうと思います。 いつも通りほとんど私的なメモですが、お気が向いたらしばしの間お付き合いくださいませ☆

 さて、去年の暮れにドラマを見過ぎと反省したはずが、性懲りもなく今期も気になるドラマが山ほど出てきて「面白い~」やら「何じゃ~これは~」やら言いながら、結構沢山のドラマをズルズルと見ています(笑)

 『とんび』

 去年NHKでドラマ化されたのがすごくよかったと聞いていたうえに、久々に佐藤健さんが出る!ということで今期一番の注目していましたが、ホント心温まる泣けるドラマですね~!

 第一話の安男が産気づいた奥さんを抱っこして石段を降りるところからしてぼろぼろ泣けて、奥さんが死ぬくだりなんて本当に号泣>< 常盤貴子さんの奥さんがまた絵に描いたように明るくけなげな奥さんなところが泣かせどころでした。
 

 内野聖陽さん演じるところの安男の不器用だけれど愛情あふれる温かい父親ぶりが本当にいいですね! それに、息子の旭役の子たちも皆可愛くて、それから演技も達者なのには感心しました☆ 最近の子役は本当に上手くて恐るべし!ですね。

 
 安男、旭親子を支えるご近所さんの存在も温かくてよいところも見所ですね。 柄本明さん、野村宏伸さん、麻生祐未さんとベテランの演技派の役者さんばかりで、そんな点でも安定感抜群で、本当にこのドラマは今期の大黒柱のような存在です。

 そうそう、今週で旭がやっと成長して、ついに佐藤さんになりましたね! イガ栗頭の高校球児が全然違和感なくて(笑)、内野さんとも息が合って本当の親子のように見えました。 現代の旭の恋のゆくえも気になりますが、やっぱり過去の回想シーンが要のお話なので、その両方佐藤さんで見られると思うとさらに楽しみが増えました♪ 

『泣くな はらちゃん』

 全然見る予定はなかったのに、新聞のTV欄を読んだのがきっかけで見始めたドラマですが、これが大当たりでした☆ マンガの世界の人が現実世界に出てきて恋するストーリーと言うファンタジックなお話が、舞台が地方の港町ということもあってか、どこか懐かしくそして楽しいドラマです♪

 とにかく、マンガの世界の人はらちゃんが馬鹿かと言うほど純粋で可愛い過ぎます! 長瀬智也さんは『うぬぼれ刑事』のときも馬鹿馬鹿しいくらい一直線なところがいい!と思いましたが、こういう役をやらせると本当に天下一品ですね☆ 表情、アクションなどさらに磨きがかかって、素晴らしい天然キャラを見事に演じていて目が離せません(笑) 

 今週の、風邪を引いた愛しの越前さんを看病するくだりなんて、苦しんでいる彼女の顔をふーふー息を送って熱を冷まそうとしたり、氷枕に向かって「君も頑張ってくれ!」と言ってみたり(笑) それから、苦しでいる彼女の気持ちがわかりたくて「僕も風邪にかかりたい」なんて・・・恋する心の切なさにじ~んときましたよ!

 
 相手役の麻生久美子さんもいいんですよね~ 彼女は、ドラマ『時効刑事』や映画『インスタント沼』などの、どちらかというとコミカルなゆるキャラのイメージでしたが、元々色白でクールな美しさに、引っ込み思案のツンデレ・マドンナ役が違和感なくハマっています。 
 

 他のマンガの世界の住人たちも、現実世界の越前さんをとりまく人たちも回を重ねるごとにキャラがしっかり立ってきたところもポイントが高いです。 とくに、お母さん=白石加代子さん、職場の先輩=薬師丸ひろ子さんあたりがいいですね~ 職場の同僚役の忽那汐里さんは、去年『家政婦のミタ』の長女ちゃんですね。 「悪魔さん」なんて呼ばれていますが、その実彼女も恋する乙女でツンデレちゃん☆ 長女ちゃんより可愛くてチャーミングな役どころだと思います。 

 お話は、いよいよはらちゃんが越前さんのマンガの世界の人ということがわかってしまって、これからどうなるんだろうと言うところ。 脚本の岡田さんは『ちゅらさん』や、何と去年の『尾根のかなたに』も書かれたと言うベテランさんだそうで、その腕を見込んでこれから先も楽しい展開を期待しています♪

 『まほろ駅番外地』

 去年、WOWWOWで放映された映画『まほろ駅多田便利軒』がなかなか面白かったので連ドラを楽しみにしていました。

 映画以上にゆるゆるな雰囲気の人情もので、くすっと笑えてちょっとじんときて、瑛太さんと松田龍平さんが、ホント二人ともいい味出しています。 とくに行天役の松田さんの到底演技といえない自然なゆるゆるぶりは最高です! OP、EDの曲もユルくて気持ちよくて、40分一話完結というところがまた見やすくて、また素敵な深夜ドラマが見つかったとほくほくしています。

 そうそう、ゲストも豪華なところが見所ですね☆ 例えば第5話で、大森南朋さんが赤ん坊を背にしょった街の弁当屋さんをやっていたり(笑) 同じ回で、お父さんの麿赤児さんがアヤシゲな、でも腕のいい蝋人形職人をやっていたり、さりげなく親子共演を果たしているところなんてそれだけでもう大受けでした(笑) 

 ドラマの舞台のまほろというのは架空の街ですが、町田をモデルにしていて、実際のロケ地も町田を使っているそうです。 うちは最寄の駅が相模大野で町田にも時々遊びに行くので、 あ、そう言えば、見たことあるよこの通り! この店!など、発見する楽しみも加わって、そうした意味でもこのドラマ、自分に合っていると思います。


 『シェアハウスの恋人』

 これも全く見る予定がありませんでしたが、TVの紹介欄で、妻に見捨てられた男=谷原章介さんが、自称宇宙人の男=大泉洋さんを好きになってしまうという文がうっかり目に入ってしまい、え~っ、桂さんが長次郎にラブ!?(龍馬や高杉が騒ぎそう)と、つい気になって見てしまいました(笑)

 しかし、実際見て見るとこの話、全く笑えないわけではないけど笑いにキレが足りなくて、コメディのはずなのに古臭いトレンディドラマっぽさのほうが気になって毎回モヤモヤしてしまっています。 う~む見るんじゃなかった??

 で、肝心の腐ポイントですが・・・同じゲイ(?)が出てくるドラマでも、『クレオパトラの女たち』綾野剛さんがホントに素敵で、話自体は好きじゃなくても彼を見ているだけで盛り上がれました。 でも、谷原さんが大泉さんに向かって「君が好きだ」と言っても、笑えるというより痛々しいだけで・・・腐女子的にも盛り上がりがイマイチなんですよね。 脚本がビミョー過ぎて、演技上手の谷原さんもとまどっているのでしょうか。 彼はやっぱりコメディなら『ハンサムスーツ』のような明るく天然な役のほうがハジけた演技でよかったと思います。

 そういや、先日、ネットでヒロイン役の水上あさみさんが力不足のためこのドラマの視聴率が急降下なんていわれていましたが、彼女一人に責任を押し付けるのはちょっと可哀想と思います。 大泉さんと言い、役者さんは皆出来る限り頑張っていますよ。 問題はやっぱり脚本と演出じゃないかと・・・

 なお、このドラマに関しては、まだ3話までしか見ていません。 それ以降は面白くなったのかな~とすでに遠い目になっています(笑)

 『ネオ・ウルトラQ』

 元祖『ウルトラQ』世代なので一応見てみました。 第一話「クォ・ヴァディス」の巨大怪獣の存在感はなかなかなもので、二話「洗濯の日」のブレザレンという洗濯好きの怪獣は可愛くてまあ楽しめましたが、それ以降ヒットがなくてどうしたものかと首をひねっています。 でもまあ、まだ半分なので、残りの何話かに面白いものが出てくるかもと思いますが、過剰な期待はもうしません^^;

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 あれ?と気がつくと、見ているドラマが、なんとなく昭和というか懐かしい香りのするドラマが多いですね~ いや~私も昭和生まれのオバサンですから~笑 

 しかし、今回感想を書いただけでも5本なのに、それに大河ドラマ『八重の桜』と秋から始まった『純と愛』『相棒』も見ていると言う本当にラッシュ状態^^; 遅れ勝ちの視聴が続いています。 まあ、そのうち何本か脱落するとは思いますが・・・

 と言いつつ、実は海外ドラマも見ているんですよ~。 イマジカBSでヘンリー8世の歴史ものの『TUDORS』、それからスターチャンネルでファンタジー大河ドラマの『ゲーム・オブ・スローンズ』の2本です。 そちらのほうは、ぼちぼち見てからまた機会があったら別の記事にしようと思っています☆

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八重の桜 第1話,第2話 [ドラマ]

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 また出遅れてしまいましたが、楽しんで見ておりますよ♪

 しょっぱなから、アメリカの南北戦争と重ねつつ、迫力満点の会津戦争の一場面から始まりました。 粉塵舞う戦場で男と見まごう姿で次々と鉄砲を撃ち放つ八重のカッコいいこと! いや~綾瀬はるかさん、ノースリーブの二の腕も締まっていて、ホント鍛えていますね~☆ 

 初回は主要な登場人物、それから舞台となった会津を丁寧に紹介する展開、ご家訓を字幕つきで説明するなど、本当オーソドックスで手堅い大河ドラマと言った感じです。 

 さて期待の容保公!聡明で美しく、ホント絵に描いたような理想的なお殿様でしたね!

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 模擬戦で陣羽織を着て、指揮をとる姿も凛々しくて惚れ惚れでした><

 八重に掛けた温情によって、八重が「お役に立ちたい」と言うくだりもじ~んと感動・・・

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 いや~綾野さんに月代がこんな似合うなんて・・・! 本当に、容保公にこれほどぴったりの役者さんは他にはいないと思いました。 まさに司馬さんの小説を読んだときの印象そのものでした。 

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 それから、覚馬お兄ちゃん☆ 時に厳しく時に優しく八重を温かく見守る憧れの人です。 「おう」と言う男らしい爽やかさや優しい笑顔が素敵過ぎます!

 たまたま、西島秀俊さんゲストの朝イチを見て知ったのですが、綾瀬さんって西島さんのことを、実際「お兄ちゃん」と呼んでいるんですね☆ 何だかいいな~とほのぼのしてしまいました*^^*

 八重がまだ幼いので、どちらかというと覚馬中心に話は進んでいますね。 佐久間象山先生の塾に入門して熱心に学問を学んだり、黒船に驚いてカルチャーショックを受けたり・・・なんだか『龍馬伝』の第一部の龍馬と桂さんを思い出しますね~☆ ちょうどこの前見たばかりなので、よけいに重ねてしまいましたよ(笑)

 しかし、見る前は違和感があった小栗旬さんの松陰先生は、実際見てみると意外によいですね~ この時代は先生もまだ若かったから、と自然に見られました。 ただ、『龍馬伝』で松陰先生役の生瀬勝久さんが勝海舟なのにはまだ慣れていませんが(笑) 一緒にいるところなど、松陰先生が二人いるような可笑しな気持ちなんですよ~^^;

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 ちっちゃい八重は表情豊かでちょろちょろと元気がよくて、リスか何かの小動物のように愛らしかったですねvv  着物に着られているような窮屈そうなところがまた可愛らしくて、第二話でもう出番がなくなってしまったのはとっても残念でした。 まあ、その代わりに笑顔がとびきりチャーミングな綾瀬さんの八重ちゃんが登場しましたが♪ 

 第二話では、容保公の従姉妹という照姫、それから早くも西郷隆盛が出てきました☆ 稲森いずみさん美しいですね~! 照姫は容保公とは今後どういう関係になっていくのか気になります~ 吉川晃司さん、カッコいいけどしっかり西郷さんと思えて感動でした!

 ドラマを見る前は、「復興支援のために会津の大河をやる」と聞いても「そうなんだ~」というくらいの気持ちでいましたが、最近になって、福島が『八重の桜』のポスターが町中に貼られていて活気付いていると聞いて、心がじわ~と温かくなって本当によかった~と思いました。 

 今後も、このドラマが被災地の人たちを元気づけるような素晴らしい物語になってくれたらと、心からそう思います☆


八重の桜 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

八重の桜 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2012/12/20
  • メディア: ムック



 ハマった~と言いながら、まだ買っていないんですよね。

 近々手に入れてしっかり予習します☆

追記: 勉強不足の常識なしが早速ミスをしました^^; 「独立戦争」ではなく「南北戦争」でしたね。 申し分けありませんでしたm(_ _)m (1/20 11:20訂正)

追記2(笑): そう言えば、重要(?)なことを書き忘れていました~ 八重の旦那様になる新島襄の少年時代も出てきましたね~☆ 絵に夢中になって豚を逃すという微笑ましい登場でした~ 絵がとっても上手だったり、とにかく可愛かったです~♪


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ボルジア 欲望の系譜 [ドラマ]

 ようやく見ました~イマジカBSで放映されていたもうひとつのボルジア家のドラマ、『ボルジア 欲望の系譜』の感想です☆

 以前記事で、途中から視聴したときは話についていけなくてさっぱりなんて書きましたが、最初から通して見ると、これがなかなかドラマチックで面白くて☆ 前言撤回です。 もうひとつのボルジア家のドラマと比べてコンクラーベなどの政治の駆け引きや複雑な愛憎関係など丁寧に描いていると言う点では、断然こちらのほうが密度が濃くて見ごたえがありました。 結局、週に二話ずつほとんど映画一本の長さでちょっとしんどかったですけど、飽きることなく最後まで見てしまいました。  

 WOWWOW版はカナダで製作されたそうで、どちらかというとハリウッド風のスケールの大きさや華やかさが売り物という感じでしたが、イマジカ版は本家のフランスとドイツの合作と言うことで、なるほど中世の名残が色濃く感じられる15世紀末ヨーロッパの退廃的な雰囲気がよく出ています。

 そして、どちらのドラマも衣装の華麗さやセットの壮麗さで目を引きましたが、カナダ版に比べて、こちらは全体的に聖なる赤、死をイメージした黒を基調にしてより重々しくダークな印象で、場面もローソクの光に照らされた陰影の濃い室内が多く、血と因縁に彩られた欲望渦巻く物語をムードたっぷりに盛り上げていました。

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 登場人物では、やはりルクレツィア(=イゾルデ・ディシャウク)が可愛らしくてよかったです!(ボルジアものではここが一番肝心な点ですよね 笑) 丸みを帯びた大きな目や頬、ふくよかで小さな唇、波立つ美しい金髪もヴァチカンの壁画の絵姿ともぴったり重なりました。 イゾルデ・ディシャウクはロシアの女優さんだそうですが、透き通るような白い肌とあどけない容姿が可憐で、このドラマと同時期に撮ったというソクーロフの映画『ファウスト』にも興味が沸きましたvv

 ロマンティックな恋に憧れ幸せな結婚を夢見るごく平凡な少女として描かれていたルクレツィア。 父の政治の道具として利用され人生を翻弄され、運命に唯々諾々と従うばかりかというと、このルクレツィアは結構恋多き女として生き生きしていて、父にもずけずけと口答えする気の強さも見せているところが結構新鮮でした☆  

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 一方、お兄ちゃんのチェーザレマーク・ライダーと言う役者さん。鼻や顎のラインなど鋭さが際立つ顔立ちは、自分としてはWOWWOW版より史実のチェーザレのイメージに近いように思います。ちょっとクセのある顔立ちで日本では余り人気がないようですが、見る角度によってはカッコよく、サファイアのような青い目に白い肌でなかなか優雅な美青年だと思います☆

 そして彼は、ルクレツィア以上に受難な人、不遇なところがいいですね! と、判官びいきな私(笑) 知性に優れ剣の腕もなかなかで、イタリア統一など高い志ももっているのに、兄のホアンに比べると父親の愛情が十分に得られずつねに不安定な感情に苦しめられています。 従来、チェーザレというと自信たっぷりに描かれることが多いので、これまた新鮮でした☆

 どちらかというと、ルクレツィア同様、法皇である父ロドリゴを支えるために自分を押し殺してきたチェーザレ。 終盤、目の上のたんこぶであった兄が不慮の死を遂げた後、父ロドリゴの前でルクレツィアの恋人を刺し殺して、「息子は父を凌駕しなければならない」と宣言したところは、それまで内に秘めていた彼の狂気、獅子の気質があらわになったように思えて、今こそチェーザレがチェーザレ・ボルジアになった瞬間だと感じました。 彼はこれから後、続編の活躍がより楽しみですね♪

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 お父さんのロドリゴ、教皇アレクサンドロ6世ジョン・ドーマン。 カナダ版のジェレミー・アイアンズに比べると随分恰幅がよく、愛人のジュリア・ファルネーゼと一緒にいるところなんて、まさに若い愛人といちゃいちゃするスケベ爺と言う感じです(笑) 美形度ではカナダ版に叶いませんが、威厳のあるところはロドリゴにふさわしくよかったと思います☆ ちょっと、声とか雰囲気が少しルトガー・ハウアーに似ていますかね?

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 そして、美しくしたたかなジュリア・ファルネーゼも目を楽しませてくれました☆ カナダ版よりさらに若くルクレツィアとさほど年齢が違わないところが、教皇との関係上、背徳度がよりアップしてよかったと思います(笑) 彼らの濃厚なラブシーンも微笑ましくて楽しめました♪ 彼女はしたたかではありますが、教皇の寵愛を受けて利用するばかりではなく、心から愛しているところが素敵と思います。 

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 後半、教皇との間に娘まで生まれて寵愛は永遠に続くかのように見えたのに、長男ホアンの死によって、深い絶望に囚われた法皇から突然の別れを言い渡されます。 最後に、故郷に去る彼女が兄に別れを告げたとき、寂しさは感じさせながら希望を失わない彼女の明るい顔が心に残りました。 しなやかな強さをもつ彼女も続編での再登場と活躍が期待されますね。

 あ、そうそう書き忘れていましたが、チェーザレとルクレツィア、このドラマでは余りお兄様~ルクレツィア~と言う感じではなく、ルクレツィアも最初はどちらかというとホアンと仲がよかったりして、ちょっと物足りなさを感じていました。 それでも、ルクレツィアが父親の横暴さに苦しむときなどかなり同情的に兄のことを見ていて、一種の同胞愛のようなものがあるな~と思っていたのですが・・・ それが、終盤突然、急接近、ラブシーンが来ましたね~! こちら(笑)のほうもシーズン2でどうなっていくのか、かなり期待しています!

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 なかなか本を読む暇がなくてボルジア家の関連本が読めないのですが、それでも塩野さんの『ルネッサンスの女たち』は何度か繰り返して読みました。 これは本当に定番のルクレツィア・ボルジア伝ですね~ 

 それ以外に漫画を何冊か読んだので少し紹介しておきますね~

 
バビロンまで何マイル? (白泉社文庫)

バビロンまで何マイル? (白泉社文庫)

  • 作者: 川原 泉
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 1997/12
  • メディア: 文庫


 家に古い花とゆめコミックスの第1巻がありましたが完結していなかったので、完全版の文庫本を購入。 現代の高校性の少年少女がタイムスリップして色々な時代を旅するというお話です。

 第二話が16世紀初頭のイタリアが舞台で、ルクレツィアやチェーザレと出会って歴史上の出来事に立ち会います。 ルクレツィアは従来どおり、美人で父や兄の横暴にじっと耐え忍ぶ女性として描かれていて、次々悲しい目にあってとっても同情できます。 兄との関係もあって、そこも切なく描かれています。 チェーザレもルクレツィアも二人とも哀しい運命の人ですよね~ SFチックなのでコミカルで軽く読めますが、しみじみ当時の歴史に思いをはせることも出来るなかなかの良作です。 いや、川原泉の漫画ですから、やっぱり裏切られないですよね~ 

妖女伝説 2 (集英社文庫―コミック版)

妖女伝説 2 (集英社文庫―コミック版)

  • 作者: 星野 之宣
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1998/05/15
  • メディア: 文庫


 気がつくとこちらもSFでした(笑) そしてこちらもかなり昔に描かれたお話。 『ボルジア家の毒薬』はレオナルド・ダ・ヴィンチが登場してボルジア家と深く関わったり、チェーザレと戦って敗れたカテリーナ・スフォルツァがボルジア家の没落と深く関わっていたり、法皇やチェーザレが必要以上に酷く退廃的に描かれているところなど、かなり荒唐無稽な感じです。

 しかし、星野さんの確かな画力で描かれたルクレツィアは本当に美しくてそれだけで一見の価値があります。 いや、男たちに運命を翻弄された哀しい女性の復讐話と言う意味ではなかなか読ませる話です。 そして、ダ・ヴィンチの絵が最後にこんな風に絡んでくるとは・・・! 全編、怒涛のような展開なだけに、ラストシーンの静謐が心に染みます。

 『幼女伝説』はむしろ、クレオパトラとサロメを描いた『砂漠の女王』、かぐや姫伝説の『月夢』など初期に描かれたの話がより素晴らしく感動的なので、そちらのほうも合わせて是非読んでもらいたい名作です。


 と、つい読みやすいマンガばかりに手を出してしまって少し反省です。 来年の3月には、WOWWOWの『ボルジア家』のシーズン2が始まるようなので、それまでには、塩野さんの『優雅なる冷酷』、漫画ならかなり史実に忠実に描かれているという惣領さんの『チェーザレ破壊の創造者』を読み直してしっかり予習しておきたいです^^;


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