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今年最後に「まんぷく」 [ドラマ]

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 今年もあと少しとなりましたね。

 この前の更新以来、海外ドラマや映画もいろいろと見ていたのですが、何と言っても今年立ち直れるきっかけを作ってくれた「まんぷく」に感謝☆ ということで、滑り込みで今年最後の記事にしてみました。

 本当に次々と災難にみまわれて大変だった萬平さんには、お疲れ様! 

 ↑塩作りをやめるべきかどうか悩める顔も素敵でしたv

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 福ちゃんもお母さんになってしっとりと女らしい表情も見せることも・・・ 

 安藤さくらさんは本当表情や角度によってとっても微妙に見えたり、かというと中々の美人に見えたり、不思議な持ち味の女優さんで目が離せません。

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 「まんぷく」、本当の本当を言うと、二度目に進駐軍につかまったあたりから、やや面白みが衰えてきたな~と。 でも、年末の三度目の投獄はどんどん落ち込む展開に本当ハラハラさせてくれました。

 まあ、福田さんですから、中半は少し失速しても、最後にはきっと盛り上げてくれると・・・来年も期待しているので頑張ってほしいです。

 と言うわけで、「まんぷく」づくし(というほどでもない?)になってしまいましたが、来年は、海外ドラマ、映画、シェイクスピア(亡くなった母の専門でした)等々、お話できたらと思います。 ふつつかブログですが、どうぞよろしくお願いいたします。

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「まんぷく」見てます♪ [ドラマ]

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 大変ご無沙汰していました。

 去年から数えて1年と10ヶ月ぶりですか・・・去年は足を骨折、その後引越しがばたばたと決まり、新居で落ち着かないまま体調を崩し、この夏母が亡くなるという、本当に立ち直れないような経験をして・・・もうこちらには戻って来れないかというくらい落ち込んでいましたが、「まんぷく」という素晴らしいドラマとの出会いがあり、久しぶりに絵を描こうという気持ちになりました。

 「龍馬伝」福田靖さんの脚本ですよね☆

 福ちゃんをはじめ、登場人物すべてが生き生きと描かれていて、まだ始まって少しなのに皆家族のように身近に感じられます。お話のテンポもよく、シリアスとコミカルなシーンを巧みに織り交ぜてあり(福田調☆)、毎朝、泣いたり笑ったり叫んだり(一人で見ているのでつい・・・)、本当に夢中になって見ています。

 今朝は福ちゃんがやっと萬平さんと再会できて、主題歌のように、もらい泣きしてしまいました。

 萬平さんを迎えた福ちゃんのお帰りなさいの笑顔、本当に胸にジーンと来ましたよ。

 福ちゃん、萬平さん、おめでとう! 本当によかったね!

 福ちゃん役の安藤さくらさんは演技派といううわさは聞いていましたが存じ上げず・・・その表情の豊かさは本当素晴らしく、表情によって印象がくるくる変わり、まるで万華鏡を見ているように魅せられます。 

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 一方の、お相手役の萬平さんも素敵な方で大好きです☆

 とくに牢屋に入れられてからはいろいろな意味で魅力が倍増しました。いや~拷問シーンで、某以蔵を思い出したからというわけではありませんが、やつれた姿が本当痛々しくも色っぽくて、同情が愛に変りました(笑)

 という冗談半分ははさておき、普段の優しい萬平さんの秘められた強靭さというか、不屈の魂にはぐっとくるものがありました。本当男らしくて素敵です!! それから獄中で生まれた友情にも感動しましたよ!お友達の出所が決ったシーンも涙涙の連続でした><

 前の朝ドラが自分にとっては最悪で、それでも朝ドラは習慣で見ていたので、ストレスたまりまくりだったため、余計に幸せを感じます。よいドラマは本当に健康にいいと思います(笑)

 考えてみると、この前の朝ドラも最初はそこそこ面白く見ていたのに、いつのまにか支離滅裂な展開になってきていたので(あんなちゃら男の役、佐藤健くんが可哀そうでした)、「まんぷく」こそは、このまま最後まで応援していければと切に願います。


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謹賀新年2017 [ご挨拶]

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 また年末年始が立て込んでいたため、新年のご挨拶が遅れましたが

 今年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

 今年は、去年の暮れから引き続き母が入院という少しつらい幕開けとなりましたが、何とか合間を見て細々とでも更新していきたいと思います。 

 皆様のご多幸を心からお祈り申し上げます。


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海外ドラマいろいろ [ドラマ]

 気が付くと今年も後残りわずかに・・・ 

 またご無沙汰、そしてレスとお礼が遅れてすみません!

 少し前に母が心臓発作で倒れて入院しました。 折りしも私自身の体調も優れず実家には帰れなかったため、気持ちの乱れが余計に体調を悪化させ身動きが取れませんでした。 でも、先日無事ペースメーカーを入れる手術を終えて順調にリハビリしていると聞いて、 この年末になってやっと落ち着きを取り戻しました。

 それで、今年最後の更新を後一回どうしてもと思い、今年見た海外ドラマの絵を集めてみました。  にわか仕立てですが、しばしお付き合いいただけたら幸いです。

 今年の春からAXNミステリーがようやくスカパーの一般会員でも見られるようになったので、早速申し込みました。 元々BBCなどのヨーロッパ系の海外ドラマが好きだったこともあり、今年はAXNミステリー中心にいいドラマと沢山出会えました。

 まずは一番最近見ていた『宿命の系譜 さまよえる魂』から

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 ヴィクトリア朝時代のイギリスの片田舎が舞台の心霊ゴシックロマンで、一話完結ものでありながら全体を引っ張るミステリー部分が過去と未来が交差するSFファンタジーというなかなか斬新な仕立てのドラマでした。

 私としては、世紀末の雰囲気がたっぷり出ていたところと、映像がラファエロ前派の絵のように美しく凝っているところがとても楽しめました。

 特に第一話の中心的人物の霊感少女ハリエットはロセッティの絵から抜け出てきたよう。 肌も陶器のように白くすべらかでそのいでたちにはうっとりでした。 撮影や美術もよく当時の衣装や風俗、イギリスの自然などの描写も秀逸でした。 

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 母の死をきっかけに農場主となった主人公ネイサンは、前妻との間に出来た男の子を水の事故で失ったというつらい過去を背負っています。 そのため現在の愛する妻シャーロットに子供が出来ても素直に喜べず、亡くなった子供の亡霊に囚われ狂気の淵をさまよいます。
 
 このネイサン役のコリン・モーガン は、少し前の人気ドラマ『魔術師マーリン』のマーリンを演じた男優さんとのこと。 ドラマは一瞬見ただけでしたが、あのあどけなさが残る少年が哀愁を帯びたイケメンに成長したかと思うと、実に感慨深いです。
 
 結末は、ええっ?という感じでまさにSFファンタジー。 そして、最後の最後のシーンがまた謎で・・・ あのラストシーンの意味は何だったのか私にはわかりませんでした^^;

『病理医クワーク』

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 アイルランドの首都ダブリンが舞台の、死体を検分する病理医視点のサスペンス。 今世紀初頭の飢饉や貧困が影を落としたアイルランドの暗く重い時代の空気感がよく表現されていました。 サスペンスですが、主人公とその家族の内面と暗い歴史の人間ドラマであり、切ない愛の物語でもあるところが見ごたえがあり、自分のツボにもはまりました。 

 主人公クワークは映画『ユージュアルサスペクト』のガブリエル・バーン。 渋い中年男の魅力たっぷりでした。 妻を失い重度のアルコール依存症の駄目男ですが、人生の悲哀を経験した者だけがもつ優しさと誠実さがにじみ出ていました。

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 父ほど歳の離れたクワークを恋人のように慕う姪の少女フィービの初々しさ 敵対しているかと思えば兄弟らしい親しさを見せるクワークの義理の弟マル(ヘンリー8世のドラマのアンブーリンの父親役の人です)のツンデレぶり(あのエプロン姿!) クワークに想いを残しながら一家の橋渡しとして気を配るマルの妻サラの優しさ、そしてクワークの義理の父の厳然とした存在感・・・幼い頃孤児としてグリフィン家に引き取られたクワークを取り巻く複雑な家族関係は実にリアルで物語の根底を織りなし、物語の縦糸である個々の事件にたいする横糸の役割を果たしています。

 原作はブッカー賞も受賞したベンジャミン・ブラックの別ペンネームの小説。 人間のもつ本質的な弱さ強さを描いた原罪の物語とも言えます。 
 
 このドラマBBC制作ですが、すべてアイルランド出身の俳優で固めてあるそうで、そうした点でも徹底していますよね。 本当素晴らしいドラマで私としては一押しのお勧めです。


『荒涼館』

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 デッケンズ原作のBBC名作シリーズで、長年にわたる名家の財産相続の裁判とそれにかかわる様々な身分の人々の生き様を描いています。

 まずは全く内容を知らなかったので、こんなお話だったんだ~ととても感心しました。 実は子供時代、家の本棚の筑摩世界文学全集にあっていつか読みたいと思っていたのに結局果たせなかった小説でしたから。

 主人公のエスタは孤児の女の子なのですが、実は・・・というディケンズや当時の小説にありがちな展開なのですが、ディケンズにしては珍しく主人公が女の子、というところが親しみがもてて確か全10話だったか飽きずに楽しめました。

 エスタ役には、決して美人ではないのですが、青い目がとても澄んでいて美しいアンナ・マクスウェル・マーティンが。 優しい微笑みと低音の落ち着いた声は感じがよく、物語の雰囲気によく合っていたと思います。彼女、私は見るの初めてだったのですが、BBCでは中堅の女優さんらしいですね。

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 相続人の一人である少女エイダにはなんとブレイク前のキャリー・マリガンが☆ あどけないえくぼと黄金色の巻き毛、天使のような美しさには目が釘付けになりました。

 その他にも、貴族の奥方役にXファイルのジリアン・アンダーソンがキャスティングされていたり、『ゲームオブスローンズ』のあの悪役さんが出ていたり、ちょっと前のドラマですが、意外な俳優さんの少し若い頃が見られたりするところもお楽しみのひとつでした。 
 
 その他にも本当いろいろ見ていたのですが、もう語る暇がない時間切れなので泣く泣くこの辺で。

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 と言いつつ、最後に『ゲームオブスローンズ』について少しだけ・・・

 最新の第6章見ました。 今までもすごいなぁと思うえぐい展開を見てきましたが、本当最新章は唖然とするほど凄まじい展開で、見ていて心臓に悪いというかかなり精神衛生上よろしくない展開が多くて画面も毎回暗くて見終わるといつもぐったりと言う感じでした。

 デナーリスはまあ清涼剤なのですが、彼女も最終的にはもどうなってしまうのでしょうか・・・

 といくら辟易しても面白いのは最高に面白いので、来年新章が放映されたらまたスタチャに入らなければと楽しみにしている自分がいます(笑)


 少しと言いつつ結局結構長くなってしまいました。 お付き合いどうもありがとうございました!

 こんなふつつかブログですが、来年も何かの折にお立ち寄りいただけたら幸いです。


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ダゲレオタイプの女 [映画]

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 少し前ですが、黒沢清監督の初のフランス映画『ダゲレオタイプの女』を見ました。

 世界最古の写真術ダゲレオタイプ(銀板写真)に取り憑かれた写真家 そのモデルとして古い館に囚われ生きる娘マリー そしてマリーを愛する助手の青年ジャンの物語 

 マリーの儚い美しさ 不安に揺れるまなざし 古典的な青いドレスをまとった立ち姿 まさに銀板写真のごとく唯一無二の存在として心に焼き付けられました。 マリーを演じたコンスタンス・ルソーは、日本公開の映画は一作のみという日本ではなじみの薄い女優さんですが、フランス本国では映画、ドラマなど多数出ている実力派だそうです。 これからの活躍が大いに期待されますね。

 物語は日本の牡丹灯篭を思わせるゴシックロマンス。 それでいながら、フランスのモダンな犯罪ミステリーが違和感なく共存するという不思議な映画でした。 そして、ホラーの黒沢監督ですから、 古い屋敷の内部、温室等々、ただならぬ雰囲気にはぞっとしました。 いわゆるスクリーミングなものではなく、じわじわくる静かな恐怖 というところがとても引き込まれました。 ラストシーン、マリーをうしなった青年ジャンの哀しみは切なく胸を打ちました。 こういう哀しいホラーって好きなんですよ、『アザース』とか『ヴィレッジ』とか。

 その後少し黒澤監督祭となり、『クリーピー』を見ましたが、心理劇として背筋が寒くなるものの、全体的にグロい描写が多くてあまり好みには合いませんでした。 香川照之が思いのままに人の心理を繰るモンスター的犯人の役で出ていて、彼の演技は素晴らしかったのですが・・・

 ダゲレオタイプ(銀板写真)についても関心が高まってきたので、関連の本を色々読んでみました。


写真のはじまり物語―ダゲレオ・アンブロ・ティンタイプ

写真のはじまり物語―ダゲレオ・アンブロ・ティンタイプ

  • 作者: 安友 志乃
  • 出版社/メーカー: 雷鳥社
  • 発売日: 2009/01
  • メディア: 単行本


 初期の写真技法について、図版やイラストをまじえて物語風に描いているとても読みやすいガイドブックです。 当時の一般人の写真についての感じ方、ファッションや文化についても知ることが出来ます。 ダゲレオタイプの貴重な写真図版も多数見られるのは嬉しいですが、惜しむらくは図版が小さめな点でしょうか。 


ダゲレオタイピスト―銀板写真師

ダゲレオタイピスト―銀板写真師

  • 作者: 鳩山 郁子
  • 出版社/メーカー: 青林工藝舎
  • 発売日: 2009/03
  • メディア: コミック



 『ゆきしろ紅薔薇』等、以前から注目していた鳩山郁子さんのコミックです。 湖でおぼれて亡くなった幼い少年の兄とダゲレオタイピスト=銀板写真師の愛と幻想の物語です。 少年の魂を定着させた銀板写真が150年の眠りから蘇るくだりは思わず肌が粟立つほど印象的でした。 銀板写真の現像法など技法的な描写も詳しくて、物語としても深くお勧めです。

 今度機会があったら、実物の銀板写真も是非見てみたいです。

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