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聖戦士ダンバイン [アニメ]

 春は花粉症、その後梅雨の時期には腱鞘炎、秋の初め帰省後にまた胃腸の調子を長期で崩し、と災難続きですっかりご無沙汰していました。 その間ご訪問の皆様には、本当に失礼して申し訳ありませんでしたm(_ _)m

 絵はごくたまに描いていたのですが、とにかく文章を書くのがおっくうで・・・特定の映画やドラマに対する興味が続かなかったというのもありました。 これも年のせいなのか、あるいはやはり体調が落ち込んでいたせいなんでしょうか。

 おかげさまで、最近ようやくちょっと浮上してきて、やや先祖がえりですが、今はアニメを中心に見ています。 きっかけは京極夏彦のアニメ『魍魎の匣』が再放映されるというのでスカパーのアニマックスに入ったということ。 たまたま同じ放送局で『シドニアの騎士』の一挙放送があり、往年のロボットアニメ熱が復活してしまいました。

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 そして今は ↑↑『聖戦士ダンバイン』↑↑です♪ HDリマスター版で画面がくっきり色鮮やかで綺麗です☆ 

 このアニメ、かのガンダム富野監督が80年代に作ったメカファンタジーものなのですが、 湖川友謙さんというアニメーターさんがキャラクターデザインをしていて、骨格のしっかりした絵がリアルかつ美しく大好きでした。 個性豊かな男性キャラもよいですが、なんたって美女や美少女がわんさか☆☆ 特に↑左の妖精チャム・ファウの可憐さや↑右の女戦士マーベルの妖艶な美しさは、当時リアルタイムで見ていた私には衝撃でした! 

 そう、友人が作ったささやかなコピー本のお手伝いで少し絵を描いたことも

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 この他、ガラリアさんとリムルも担当。 悲運なキャラに愛が深かったです。

 もし実写版があったら(ないない)、キーンはとと姉ちゃんにも出ていた杉咲花さんがぴったりと思うこの頃(笑)  

 今33話あたりで再び地上に出て現実世界とごっちゃになっていて、結末はど暗く悲惨ってわかっていますが・・・それでも見るのを止められません~

 MIO(今はMIQさんて言われているんですね)さんの力強い歌声の主題歌がまたいいんですよ! 昔のアニメソングって聴くと本当元気が出ます♪



聖戦士ダンバイン 総音楽集

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2015/10/28
  • メディア: CD



 読んでいただきありがとうございますm(_ _)m

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2016年 あけましておめでとうございます [ご挨拶]

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 今年も年末年始が多忙で遅れましたが、あけましておめでとうございます!

 昨年は怪我および体調不良が続いたため、例年にも増して更新がとどこおり、レス等対応が大幅に遅れて大変ご迷惑をお掛けしましたm(_ _)m

 今年は元気いっぱい☆というのは寄る年波で無理ですが、何とか体調を保って自分なりのペースでブログの更新していいきたいです。

 こんな不束なブログですが、今年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

 画像は、もう恒例となりましたが、親しい方々にお送りした今年の年賀の絵です。

 昨年最後の記事は『花神』でしたが、昨年は『龍馬伝』も見返して絵もちょくちょく描いていました。 それらを年末までに記事にしようとしてどうしても果たせなかったので、今年こそ折を見てお見せしていきたいです。


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花神 [ドラマ]

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 いきなりたこ入道のような顔が出てきてびっくりされたかもしれませんが、中村梅之助村田蔵六ですよ☆ 詰め物までして広くしたというこのおでこ、脳みそが一杯詰まってそうでインパクトがありますね~!

 いや、本当お久しぶりです! 気が付くと4月以来ですから何と7ヶ月(!)、実に長い長~い間すっかりご無沙汰していましたm(_ _)m

 その長い間何をしていたか振り返ると・・・とにかく体調を崩したと思ったら長引き、やっと治ったと思ったら気候の厳しさにやられみたいなことをずっと繰り返していました。 絵はぽつぽつ描いていましたがまとまったものはほとんど描けず、デッサン教室も夏から先月末まで丸々休んで、やっと体調が上向いてきて再開できたのもつい最近でした。

 それでも長いブランクの後の教室は本当楽しくて、何ごとも一歩踏み出すことは大切だな~とつくづく思いました。 ようやく不調から脱することができて、このブログにも戻って来れて嬉しいです!

 さて例によってうっとおしい前置きで失礼しましたが、ついに『花神』です!

 実はこのドラマ、初見は38年前の総集編放映時、本編を見逃したことを大後悔するほど感動の嵐に見舞われました。 そして5年前『龍馬伝』の高杉に惚れ込み久しぶりに見返してまた感動☆ 以来感想を書きたいと切望していましたが、いろいろあって機会を逸していました。

 そこに、今年の大河です~松陰先生死後の惨い落ち込みがあり・・・(涙)そのモヤモヤした気持ちをどうしても吹き飛ばしたくて再びこのドラマを見たところ、38年前の大河とは思えない生き生きとした躍動感にあふれた幕末の人々の姿があり、またまた感動をあらたにしました! そこで、今度こそこの想いを形に残したいと決心し、ようやくイラストを少しずつ描き始めたというわけなんです。

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 『花神』と言えば、総集編冒頭の主人公村田蔵六のことを語ったナレーションからしてもう胸を熱くしてくれます!

 一人の男がいる。
 歴史が彼を必要とした時、忽然と現われ、
 その使命が終わると大急ぎで去った。
 もし維新というものが正義あるとすれば、
 彼の役目は津々浦々の枯れ木にその花を咲かせることであった。
 中国では花咲爺いの事を花神という。
 彼は花神の仕事を背負ったのかもしれない。
 村田蔵六、のちの大村益次郎である。

 これ、私には、村田蔵六のみならず、松陰先生、高杉等の幕末を生きた志士たち一人ひとりを語っている気がしてならないんです。 それだけこのドラマは、出番の少ない脇役も含めて登場人物全てが主人公と言っていいほど、皆抜群の存在感あふれる見事な群像劇なんですよね。

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 その筆頭は何と言っても篠田三郎松陰先生でしょう!
 
 短い生涯を燃えるような信念を貫いて生ききったさまは、いつ見ても心を鷲づかみにされます。

 そのどこまでも純粋な志と研ぎ澄まされた「狂」の精神は強烈な存在感で胸に迫り、白い着物を身にまとい刑場に挑んだ美しい姿と澄み切ったまっすぐなまなざしは、目に焼きついて一生忘れられません。 温厚で懐の深い橋之助松陰、鋭い眼光と学問に対するあくなき情熱で史実に肉迫した伊勢谷松陰、等々、今までさまざまな役者さんの素敵な松陰先生を目にしてきましたが、篠田松陰の神々しいまでの存在感はゆるぎなく、まさに松陰先生の原点、金字塔と言えましょう。
 
 またシリアス面だけでなく、身なりかまわず蓬髪で佐久間象山に弟子入りを願い出て駄目出しされたり、妹の寿ちゃんに着物が臭~いとからかわれたり、友人との談義で盛り上がるとすぐに泣いてしまう涙もろいところなど、キュートな面も満載! まさに花神一の萌えキャラと言えましょう☆

 何といっても篠田三郎と言えば、ウルトラマンタロウ☆ 爽やかヒーローのイケメン俳優が松陰って、本当何て心憎いキャスティングと思います。 
 
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 そしてお次は中村雅俊高杉☆ 伊勢谷高杉一押しの私としては決して理想の高杉というわけではありませんが、躍動感あふれるやんちゃぶりが爽快かつ愛嬌たっぷりでこれはこれでなかなか愛すべき高杉と思います。

 近年の高杉の役者さんたちがどちらかというと痩せ型で容姿に鋭さが見られますが、中村高杉はぽっちゃり系。 坊ちゃんぽいというか金太郎さんのようというか(笑)・・・そう、ガキ大将がそのまま大人になったようでどことなく可愛いんですよ。 言うならば、映画『幕末太陽伝』で石原裕次郎が演じた高杉の系統ですね。 

 そう言えば、中村雅俊は当時青春ドラマのスターでアイドルだったそうですね! 俳優であり歌手でもある彼が、おうのとの出会いの場面で三味線を爪弾き都々逸を唄うとところはなかなかの美声にうっとりと聞きほれてしまいました。

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 そんな高杉も、結核にかかった晩年は痛々しく・・・衰弱ぶり(中村雅俊の熱演!)には大いに泣かされました! 松陰先生の墓前で酒を飲みながら、「どんな短い生涯にも春夏秋冬がある」としみじみ語るところも、おうのを案じて優しく声をかけるところも、去り行く者のせつなさが胸にひしひしときて・・・また涙><

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 と言うわけで、高杉と言えば、やはりおうのについて書かないわけにはいきません☆ 

 『花神』には、大活躍する個性的な男たちに負けず生き生きと振舞う女たちが沢山登場しますが、なかでもおうのは一筋に高杉を想う様がいじらしく可愛くて、私的にはこのドラマ一の女性キャラです☆

 彼女、高杉も「おなごは呑気なのが一番じゃ」と可愛がっていましたが、ふわふわしていてちょっと頭が足りない無邪気な癒し系でいながら、意外にものごとの本質をずばっと見抜いたり、不思議な魅力と存在感がありました。 秋吉久美子特有のけだるげな雰囲気と独特の色気がまたおうのにぴったりだったと思います。

 ここで『花燃ゆ』を思い出してみると、あちらもおうのは一応登場していましたが、申し訳程度の顔出しのうえ一時的な浮気相手のようにごく軽く描かれていたのにはがっかりでした! 思わず、こんな中途半端な出し方ならいっそ出さないほうがよかったのにと思ってしまいました。

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 高杉ゆかりと言えば、双璧の片割れの久坂玄瑞も外せません。

 総集編では出番は少なめですが、禁門の変で無念の最期を迎えるくだりは、武者人形のような美しさと志垣太郎の悲壮感にあふれる熱演で魅せてくれました。 さすが、『新平家物語』の義経様!悲劇の武将役をやらせると様になりますね~☆

 正直、容姿という点において、今年の大河の久坂にくらべるとそれほど史実の面影はありませんが、容姿に華があり目力もそなわっていて英雄らしい力強さがあるという点では百倍久坂の魂が感じられました。 それにしても、今年の大河の久坂は情けなさ過ぎましたね~泣

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 一方、桂小五郎は、藩のブレーンとして軍事担当の蔵六をバックアップ。 また長州の志士たちの兄貴分として出番も多く、なかなかの存在感を発揮していました☆ これまた、米倉斉加年の知的な雰囲気と端正な顔立ちがぴったりでした。

 彼については、ドラマの終盤、松陰、久坂、高杉、蔵六、等の同士に次々と先立たれ、幾松姐さんに「皆死んでしまった!」と嘆き悲しむ姿があまりに切なく、このドラマの締め、クライマックスとして心に強く残っています。 彼の長州愛、ひしひしと感じられて、また視聴者の気持ちも代弁してくれたような気がして、思わずもらい泣きしてしまいました>< 

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 他藩の人々も、濃~く描かれているのが『花神』の特徴ですが、そのなかでも龍馬は、出番は少ないながら、薩長同盟、近江屋の暗殺はきっちり押さえられていて、その印象も臭ってきそうなほどワイルドで男っぽく土佐弁も様になっているし、ちょっと出でも印象は強烈でした☆

 どこかで見たと思ったら夏八木勲! まさか松平春嶽様(@『龍馬伝』)が若かりし頃龍馬を演じられていたなんて、本当びっくりぽん(『あさが来た』見ています~)です☆ 道理で春嶽様が龍馬に対して理解があり優しかったわけですね(笑) 

 薩長同盟のとき「地球を動かすのは、思想ではなく経済」と語りますが、商人であり合理主義者としての龍馬はとてもリアルで魅力的に見えました。 

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 つい後回しになってしまいましたが(笑) 最後はやはり主人公の村田蔵六こと大村益次郎について☆

 決してイケメンでもなく、学問をこつこつ修めその才能と実力を買われて長州の軍師となった全く地味~な人ですが、それで面白みがないかと言うと・・・いやいや結構これがユニークで!

 たとえば、宇和島藩に召し抱えられて突然何もない状態から軍艦を作れと命令されて、それでも地元の職人を巻き込んで何とか完成してしまうだけでもすごいと感心しますが、藩の役人が「動いた!」と驚くと「動いてもらわなければ困ります」とズバッと言い返す。 戊辰戦争のときも、上野の彰義隊に押されて戦況が不利になって動揺する味方の兵士に向かって、「必ず勝てます」と言い切って、実際その言葉通りに大勝利を収めたり・・・本当に根っからの学者だな~と思える面白いエピソードが満載でした。

 また、意外に女性関係でも高杉ばりに見どころがあって、ヒステリー症の奥さんに悩まされたり、シーボルトの娘お稲との不倫の恋愛に誠実に悩み苦しんだり、学問一筋というだけではなく人間的にもとても豊かで魅力的な面が多々描かれていました。 本当主人公として十分すぎるほど面白い人物だったと思います。

 気が付くと、ほとんどがキャラクターについてつらつら書いただけの感想になってしまいすみません!

 他にも、函館戦争で壮絶な最期をとげた長塚京三(百合之助お父様☆)の土方歳三や、長岡藩の家老としての苦悩する高橋英樹河井継之助、長州人ではコミカルでバイタリティあふれる伊藤俊輔井上聞多コンビ、それから臣下愛あふれたそうせい公等々、どの人物もキャラ立ちが半端じゃなくて、豪華キャストによる熱演は本当見ごたえたっぷりでした。 力不足のため絵にできなくて残念です!

 最後の最後に、この奇跡と言っていいほど豊かで魅力的なドラマのゆえんは何なんだろうかと考えると、やはり司馬遼太郎のとことん史料を読み込んで作り上げた生き生きとした歴史小説が大元にあるというところが一番なのではと思います。 もちろん、四つの小説を上手にひとつの物語として束ねた脚本家さんの実力も素晴らしいのは言うまでもありません☆

 実は、司馬さんの小説はしばらくご無沙汰していたのですが、久方ぶりにまた読んでみようかという気になりました(実はまだ『花神』を読んでいないんです~^^;)


 長々とした感想にお付き合いいただき、ありがとうございます!

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花燃ゆ~第13話 [ドラマ]

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 3月、花粉症対策がやっと板についてきたと思ったら、今度はまた胃腸の調子を酷く悪くして一ヶ月近くのたうち苦しんでいました。 もう、今年は健康面でず~っと祟られています><

 ようやく、少し体調が上向いてきたので、この間にもうずっと書きたいと思っていた『花燃ゆ』の感想を~と久々に筆を取りました。 すっかり出遅れてしまった上に、つたない感想ですが、よろしければお付き合いくださいませ☆

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 さて『花燃ゆ』―いろいろあって大体2週遅れくらいですが、毎回欠かさず見ています。 ほとんど史実が残されていないヒロインの文ちゃんが時に出しゃばり過ぎるところは大いに引っかかりますけど(笑)、松下村塾の塾生たちが真剣に生き生きと学ぶ姿を見られるのは嬉しいし、何たって伊勢谷さんの松陰先生がハマリすぎ!というくらい松陰先生そのものなところが素晴らしいです~☆

 伊勢谷さんは『龍馬伝』のときも高杉その人というくらい魂がこもっていましたが、今やもう実際の肖像画を見ても伊勢谷松陰にしか見えないから全く不思議ですね~(笑) 聞くところによると、伊勢谷さんはかなり松陰先生ラブ☆で「諸君狂いたまえ」とか「君」とか「僕」とかの台詞もノリノリでホント板についているなぁと感心します。

 振り返ると、第1話の軍事演習を指揮するかつてないほど凛々しい兵法家として描かれていた松陰先生、本当カッコよくてしびれました! それから、幼少期の体験から学ぶことの真髄を語る澄んだまなざしも素敵でした。 初回は大きな物語のうねりを感じさせてなかなかよい導入部だったと思います。 それから他に印象に残った回としては、野山獄で、獄中の人々が皆キャラ立ちまくりで親密に交流している様も生き生きと描かれていて好きでした。

 そして、表題にもある第13話「コレラと爆弾」

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 医師の家系に生まれながら爆弾作りに没頭する小野為八。 『カーネーション』の記憶が新しい星田英利(旧:ほっしゃん)さんの乱れ髪で小鬼のような容貌がなかなかのインパクト☆ 幕末の純朴な若者の雰囲気が出ていてよかったと思います。 今年の大河はイケメンぞろいと言いますが、のぺっとして整った顔ばかり並べられるよりは、かえってこういう人がいたほうが、リアルで存在感が感じられると思うんですよね~ 彼と、コレラの治癒にあたって病に倒れた父との別れの場面は切なくて思わず目頭が熱くなってしまいました。

 そして、その後の父の代わりと松陰先生を背負っていくところも泣かせましたね~!

 ずっと幽囚の身であった先生が、野原の真ん中で「降ろしてくれ」と言い、地面を踏みしめ、天を仰ぎ、「この一歩から」と言い地を駆けていく姿は本当感動的でした! 広い世界に対して開かれた目、自由への希求、彼の切実な想いがあふれるようにこの胸に迫ってきました。 

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 夜明けの空に立ち上る爆弾の黒煙を遠くに眺めながら「旦那様・・・あれはいかなる火になるのでしょう」と呟く文ちゃんのちょっと儚げな表情も、夫の久坂の悲しい運命を暗示させて心に残りました。 やがて彼も戦いにその身を投じて若い命を散らすことになるんですよね・・・ いや、私にとっては問題児というくらい登場するといろいろある文ちゃんですが、この回の彼女はちゃんと幕末に生きる女性に見えて素直に感情移入出来ましたよ~

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 ・・・と、割に好意を持って見てきた『花燃ゆ』ですが、今日第14話を視聴して急転直下、あまりに現代的な演出にがくっと来てしまいました^^;

 お父上が松陰先生を殴っちゃうところとか、う~ん、あそこまでホームドラマにしていいのか?とか、 現代風アレンジが効き過ぎて、あれじゃあ先生が周りの皆にいじめられているようにしか見えないよ~とか☆ 前回はあんなに盛り上がったのに~本当山あり谷ありですね!
 
 そう言えば、来週にはもう松陰の遺言だかの副題が付いていて、いよいよ退場の時期が間近なんだと思うと本当寂しくて! 先生の最期はきちんと見届けなければと思いますが、彼の死後は久坂では牽引力が弱いし、視聴し続けるかどうかちょっと危うくなってきました。 

 いや、東出さんは長身なところも顔立ち的にもなかなかイメージに合った人を持ってきたな~と最初は感心しましたが、実際見てみると久坂というには優しすぎてちょっと勢いがないというか・・・あの声質ですかね~英雄っぽさは余り感じられません。 それに彼も禁門の変で早々に亡くなってしまいますしね~

 それより、今(第14話)のところ完全な脇役の高杉にもうちょっと頑張ってもらわないと~なんて思っています。 高良さんの高杉のこれからに期待します☆


 ご訪問ありがとうございます!

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True Detective [ドラマ]

 またしてもお久しぶりです。 本当はもっと早く更新したかったのですが、一月半ば、雪でもないのに道路で転倒しまして、地面に顔からもろに突っ込んだので顔面に擦り傷、前歯も折るという惨憺たる有様でしばらく死んでいました。

 ようやく3週間くらいで傷は落ち着いてきましたが、今度は花粉症の抗アレルギー剤で眠くてたまらず・・・現在、情けないくらい日々の活動が停滞しています(涙) ご訪問の皆様にも新年の挨拶でさえもしていなくて、本当に申し訳ありませんm(_ _)m また落ち着いたら参りますので、どうかお許しくださいね。 

 さて、『True Detective』 、昨年秋スターチャンネルで初放映されたときは見逃しましたが、年末の再放送が何とか録画できたので年明けに見てみると、これが予想以上に面白くて! 結局止められない止まらないで全8話を数日でイッキ見てしまうほどとっぷりハマってしまいました☆

 事件の発端は、1995年アメリカ南部ルイジアナ州。 広大な農園の木の下で、頭に鹿の角を頂き背に渦巻き模様が描かれた奇怪な女性の死体が発見される。 時は移り2012年、この猟奇事件について、当時の担当刑事二人それぞれが警察でインタビューを受けながら話は展開する。 次第に明らかになっていく過去。 どうやら一度解決したはずのこの事件、最近になって同様の犯行が再び起きているという・・・
 
 監督は2010年の映画『ジェーン・エア』が記憶に残るキャリー・フクナガ。 そして、脚本は新鋭のミステリー作家ニック・ビゾラッド。 広大なアメリカの風景を流れるように俯瞰でとらえるなど映像も印象的で美しく、また主要キャストも映画俳優を起用してじっくりとひとつの事件を描いていくという手法は、まるで一本の長い映画を見るような気分にさせてくれました。

 ストーリーも、アメリカ版横溝正史かというほど複雑怪奇な猟奇事件の真相を追っていくいうミステリー部分が破格の面白さでしたが、同時に、主人公の二人の刑事の現在と過去を追いながらその内面を描いていくという人間ドラマも素晴らしくてもうひとつの大きな見所でした。 

 地元出身でごく平均的でまっとうな刑事のハートと北部出身のよそ者で頭脳派で変わり者のコール、全く性質の違う二人の相棒ですが

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 コールには完全にやられましたね~! ミステリアスな雰囲気も孤独の深さもど真ん中と言う感じで☆

 とくに、二歳で事故死した娘に対する想いの深さは本当にせつなくて・・・! 最終回の臨死体験なんて、もう涙なしには見られませんでした><

 彼の事件に対する尋常ならざる執念は、きっとこうした愛娘の喪失感に突き動かされたものだったのだろうと思うと、また胸が一杯になります。

 また、コール役のマシュー・マコノヒーの演技があまりに自然すぎました! さすがアカデミー主演男優、繊細で深みのある演技はリアリティにあふれていました。 それから、昔の彼と現在の彼の変貌振りもすごい☆ ヒゲと髪型の扮装の違いもありますが、雰囲気からしてガラリと変わって、最初は同一人物として認識できなかったくらいです。

 マシュー・マコノヒーは話によると、アカデミー賞取った『ダラスバイヤーズクラブ』のときも役作りで体重を相当落として挑んだそうで・・・確かにこのドラマでもかなり痩せていて容貌に鬼気迫る鋭さが感じられました。 体から役に入っていく役者さんなんだな~と思うとまた好感度もアップ。 力石やったときの伊勢谷さんを思い出しました(笑) あ、『ダラス・・・』は未見で、でも2月にWOWWOWで放映されるので是非見てみたいです!

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 ハートは、美人で出来のいい奥さんと可愛い二人の娘に囲まれて幸せ一杯のいいパパかと思ったら・・・実は女に弱い駄目駄目男だったという困ったちゃん(爆) でも、それも人一倍情が深いからと思うと憎めないへたれぶりでした(笑)

 彼は、刑事を辞めた理由もすごく人間らしくて共感できましたし、それに最後の事件解決のときも底力を発揮するし、段々と好きになっていきましたね~ 本当、ちょっと血の気は多いけど本来優しくていい男なんですね☆ 

 それにウディ・ハレルソンの顔の骨格がちょっぴりルトガー・ハウアーに似ているような気がして容貌的にも親近感が感じられました☆ いや、もちろんルトさんのほうがずっといい男ですけどね(笑) 

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 この二人、こうして絵に描いてみると、なんとなくシャーロックワトソンの雰囲気もあると思ったりして☆

 コールはとくに頭脳派なところ、過去に麻薬捜査官をやっていて薬漬けになったところもシャーロックっぽい。ハートは女性に弱いところがワトソンさんっぽいかな~なんて、妄想ワールドが広がります~(笑)

 彼らの最初のうちのかみ合わない会話とか性格の違いからの衝突とか、でも結局協力し合って徐々に親交を深めていくところなんて、 まさにツンデレでバディものの王道でしたね♪  結局、コールはハートに救われたし、またハート自身もコールに守ってもらいましたし☆ 最後はこの試練続きだったこの二人に、どうか幸多かれと心から思いましたよ~ 
 
 そうそう、マコマヒーと言えば、去年の秋公開の『インターステラー』が、気づいたときはもう映画館での上映は終わっていて、地団駄踏みました。 終了時期がちょうど怪我のころと重なったんですよ~

 ・・・と思ったら、先日Amazonからお知らせが! 

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
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 4月発売だそうで、早速予約しました♪ 

 この映画も父と娘の話だそうで、『2001年宇宙の旅』並みの本格SFというところも期待大です。 発売が今から待ち遠しいです☆


 長々とお付き合いいただきありがとうございました。

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