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龍馬関連の本-第二写真集&お龍本 [映画、ドラマ関連本]

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 『龍馬伝』終了後も結構読んでいました。 と言うことで、今日は最近読んだ龍馬関連の本のうち2冊をご紹介。

 まずはこちらから・・・


二〇一〇年 福山雅治と坂本龍馬の旅

二〇一〇年 福山雅治と坂本龍馬の旅

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/12/09
  • メディア: 単行本



 今更ですが、最後に出た福山龍馬の写真集です。

 実は、どうしようと購入を迷っていたら、知り合いの方がぽんと気前よく貸してくださいました☆ 本当ご親切にありがとうございました!

 龍馬の顔は見飽きたからな~なんて暴言(すみません)を吐いていましたが、いや、その龍馬の顔が見ごたえがあって、実によかったのですよ☆

 福山雅治としての顔を覗かせたいわゆる楽屋的写真も結構ありますが、自分としては、ドラマの中の龍馬の写真に見入ってしまいました。

 とくに印象に残っているのは、時代順に並べた顔、顔、顔。 相当な枚数をずらりと並べて、表情豊かな龍馬の百面相が見られます(笑) 

 見ているとホント、龍馬の顔って、物語の進行とともに変化していったことが手に取るようにわかります。 最初と最後では全然違うんですよね。


 土佐時代はあどけない少年の面影が残る顔

 脱藩後京都と江戸を行き来していた頃は野生的で自由奔放な夢見る青年の顔

 そして長崎を本拠地に各地を飛び回っていたときは精悍さが目立った意志的な顔


 時の移り変わりが感じられて、せつなくなりますね~・・・まさに歴史が感じられる「龍馬」の顔ですよ~・・・

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 冒頭にも載せていますが、折角なので描いてみた一枚、 長崎時代の龍馬です。 こちらは色変換版。


 日焼けしてごつごつした岩のような 頑として動かざる意志の塊のような 

 内なる熱いエネルギーに突き動かされて 大きなものに向かって挑み続ける顔


 一頁一枚、あるいは見開き一枚の写真もなかなか見ごたえがありました。 第一部、第二部の写真はファースト写真集に収められているのか、第三部以降の写真が中心でした。 「龍馬の休日」とか「霧島の誓い」とか。

 あ、私自身はほとんど興味ありませんが、福山さんが「写真集が売れるためなら脱ぎます!」と宣言したお風呂シーンのほっかほか龍馬も沢山載っています(笑)

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 一枚だけではもったいないので、三味線を弾いている姿も描いてみました。 いつかソウルメイト同士、三味線を合奏する絵を描くときの参考にしたいな~と目論見中♪

 その他にも、最終回の海岸で土佐の仲間たちに再会するシーンで武市先生や以蔵、長次郎、最終回の近江屋で斬られたシーンで中岡慎太郎と一緒に撮っている写真もあって、龍馬以外の登場人物の姿も楽しめます。 ・・・ただ、ちょっと期待していたんですが、高杉の写真は一枚もありませんでした(涙) ファンとしてはとても残念です!

 写真以外でも、福山さんのインタビューやあとがきの文章も充実していたこの本・・・そのなかで特に印象の残った福山さんの言葉をひとつ。

 「『龍馬伝』とは何だったのか?」と問われれば、演技であり、ドキュメンタリーだったと思います。

 だからフィクションであり、ノンフィクションでもある。 ふたつが混在していますよね。

 もともと実在していた人であるというノンフィクションでもあるんですけど、

 お芝居と言うフィルターがかかって、ノンフィクションがフィクションになって

 でも芝居の現場で抽出しようとしているのは今の時代を生きる人間の”生の感情”だから、

 結局はノンフィクションだったんですよね」

 いや~坂本龍馬、そして『龍馬伝』と言うドラマも鮮やかに浮き彫りにした素晴らしいコメントですね~。

 そう、『龍馬伝』を夢中になって見ていた自分たちも、このドラマはお話なんだけどお話ではない、熱演によって形作られた登場人物が余りにも身近に感じられて、自分たちもドラマの一部としてハラハラドキドキしながら一緒に生きていたような気がします。

 ただ、これはあちこちで耳にする要望でもありますが、やっぱり龍馬以外の人物中心の脇役写真集も出してほしいと思ってしまいました。 武市先生とか、以蔵とか、高杉とか、あと女性キャラもお龍さん以外のヒロイン3人が写っている本が見てみたいですね。 清楚な加尾ちゃんとか可憐なお佐那様とか、お元も着物姿がホントお洒落で美しかったのでアピール度高いと思うのですけど。 あ、ターゲットを絞り込んで、男性篇と女性篇に分けてもいいですね~☆ 自分はどっちもほしいです♪

 そのときは、この本の龍馬暗殺シーンのように、ちょっとどうかと思うマニアックな写真も入っているのもいいかもとつい妄想。

 そう、ちょっとどうかと思うマニアックなシーンと言えば、以蔵の拷問される姿とか、武市先生の切腹の場面とか、それから高杉の喀血するところとか(笑)あ、未公開シーン集には、高杉のお風呂シーンをぜひ入れてほしいと思ったりもしました(爆) あ、でも刺激が強すぎる写真ばかりなので、その部分はやっぱり袋とじとか??

 ・・・なんて、こんな風に尽きない妄想(ごめんなさい)も出来て、本当に楽しかったです♪  福山龍馬のファンはもちろん、『龍馬伝』を素直に楽しんで鑑賞してこられた方には、ぜひ記念に一冊☆とお勧めしたいです。

 続いてこちらも・・・

わが夫 坂本龍馬 おりょう聞書き (朝日新書)

わが夫 坂本龍馬 おりょう聞書き (朝日新書)

  • 作者: 一坂 太郎
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2009/11/13
  • メディア: 新書


 いわずと知れた有名なお龍さんのインタビュー集。 こちらも、お友達のご好意で貸していただいた本です。 Yさん、どうもありがとうございました!

 龍馬の妻という身近な存在からみた龍馬像はすごく新鮮でした☆ 英雄・龍馬ではなく、まさに素顔の龍馬と言った感じ。 読んでいて下手なフィクションよりワクワクしましたよ♪

 うわばみのように大酒呑みであえて汚い格好を好んだり、お龍さんや友人と一緒に変装して祇園の一力に繰り出したり、霧島の山頂で天の逆鉾をいたずら心から引き抜いたり、・・・ホントやんちゃそのもので、細かいところやつまらないものごとにはとらわれないおおらかな性格はドラマの龍馬以上でした。

 それから、なるほど!と思ったのは、『龍馬伝』のお龍さんの人物像と重なったこと。 脚本の福田さんが結構参考になさったのではないでしょうか? 拳銃を撃つのを好んだり、ヤクザ者に妹を連れ去られたときは、相手に喧嘩をふっかけて力ずくで妹を取り返したり、アグレッシブで、でも情に厚い性格は、真木よう子さんのお龍そのものでしたよ。

 一番印象に残ったのは、龍馬がお龍さんに名前の事を聞いて「自分と同じ龍じゃ~」と笑っていたというエピソード。 龍馬伝の龍馬とお龍さんの出会いと重なって、あの場面を懐かしく思い出してしまいました。 ・・・あ~もう一度見たくなってきましたよ、『龍馬伝』!

 定番中の定番の本ですが、まだと言う方は、面白いこと間違いなしなのでぜひどうぞ☆
nice!(3)  コメント(3) 

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コメント 3

tatchan

*sanaさん*
ご訪問、そしてナイスもありがとうございます!
by tatchan (2011-03-05 11:07) 

tatchan

*ゆゆさん*
ご訪問、そしてナイスもありがとうございました!
by tatchan (2011-03-10 20:08) 

tatchan

*yukoさん*
ご訪問、そしてナイスもありがとうございます!
by tatchan (2011-03-24 10:19) 

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