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『カーネーション』大団円 [カーネーション]

 ついに『カーネーション』が大団円を迎えましたね。  

 最後の週も、思い出の二階の部屋の改装や最後に見ただんじりや、そして周防さんの娘とばったり遭遇するなど、胸がいっぱいになる場面ばかりでした。 でも、それ以上に最終回の締めくくりがあまりに見事すぎて・・・もう完全にやられた!と思いました。 本当『カーネーション』は朝ドラの金字塔を築いたと思いましたよ! 
 
 最終回では、前の回にすでに糸子が死んでしまって一体何をやるつもりだろう?と思っていたら、何と現実の世界と同じようにドラマの中でも、彼女が朝ドラの主人公となったのには驚きました☆ そして、ドラマの頭に登場した「ふたりの糸子のうた」を歌う二人の糸子がブラウン管に再び映し出されたときには、胸に熱いものがこみあげてきてついには泣けてしまいました。

 このメビウスの輪のように、ぐるぐるまわって現実世界とドラマの世界が境がなくなり、つながっている感じ・・・糸子が笑ったり怒ったりときめいたり涙したり、そんな感情すべてが現実に生きる私たちの気持ちとシンクロして物語の彼女と一緒に生きてきたように思える・・・これが『カーネーション』というドラマの醍醐味だったんだとあらためて強く感じた瞬間でした。 

 彼女が「このたび死にました」と明るく言いながら、親しい人々の間に 日々の風景のなかに精霊のように出てきたところもよかったですね。 何十年と続いた朝ドラ至上、幽霊にまでなって出てきたヒロインは多分糸子ひとりだったのではないでしょうか(笑)

 それから、あの余命数ヶ月と言われていた彼女が、糸子の死後も元気で幸せそうにしているのを見たときも驚きました!

 糸子は真っ直ぐな気持ちで心をこめて「洋服」をつくり続けることによって、多くの人々に明るい希望と生きる勇気を与えてくれました。 それはドラマの中の人たちだけでなく、ドラマを見ていた私たちに対してもそうだったと思います。 だからこそ、彼女の死んでしまった後も、その思い出を胸に忘れない限り、彼女は親しい友人として私たちのそばで微笑んでくれているような気がします、ずっと永遠に・・・

 ・・・と、気が付くとまたまた感想文ではなく感動文に・・・すみません^_^;

 いや本当、晩年を演じられた夏木マリさんも含めて尾野さん、二宮さんと糸子を演じられた3人は本当生き生きとした入魂の演技で素晴らしかったと思います。 それから、なんと言っても土台をつくられた渡辺あやさんの脚本の素晴らしさですよね! その他、撮影、演出、美術や衣装など、面白いドラマをつくろうという気概があふれているのが感じ取れて見ていて本当に気持ちがよかったです。

 俳優さんやスタッフの方々には、本当に素敵なドラマをありがとうございました! そしてお疲れ様でした。 『カーネーション』が終わってもう毎朝見られないのはすごく寂しいと思いますが、また別のドラマや映画で再び出会える日を楽しみにしています。

 ・・・と言いつつも、すでに尾野真千子さんは、6月からWOWWOWドラマに出られるそうですし、綾野剛さんは早くも4月からの連ドラですぐにもお会いできそうですね(笑) 本当『カーネーション』で素敵な方たちとたくさん出会えたこともとっても幸せでした♪ 


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ゆゆ

只今インフルB型にかかっております((;´д`)色々コメントしたいところですが、また後程…
by ゆゆ (2012-04-02 12:49) 

tatchan

*ゆゆさん*
こんにちは~大変なときにわざわざお越しくださいまして
本当にありがとうございます!

インフルエンザですか!
早くよくなられるようにお祈りしていますね。
本当にくれぐれもご自愛くださいませ。
by tatchan (2012-04-02 19:02) 

tatchan

*sanaさん*
ご訪問、そしてナイスもありがとうございます!
by tatchan (2012-04-06 10:06) 

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